日本語でいうと外国為替証拠金取引と呼ばれるFX(Foreign Exchangeの略)!
聞いた事はあっても、やったことがある人はまだまだ少ないですね!
初心者のうちは低リスクな取引きで始めるのが大事です!
ちゃんと学んでやれば、そんなにハイリスクではないので、まずは仕組みをしっかりと理解しましょう!
この記事をおススメしたい人
- 仕事が終わってから、夜にトレードをしたい人!
- 個別の企業を分析するより、世界的な経済状況に関心がある人!
- 株よりもレバレッジを掛けたトレードをしてみたい人!
FXはどうやって利益を出すの?
利益を出す方法は2種類あって為替差益とスワップ金利です!
なじみのあるドル/円を例にして、FXのメインである為替差益の説明していきます!
FX取引事例
【ドルが上昇したパターン】
1ドル=110円の時にドルを1万通貨(1万ドル)買ったとします。
その後に1ドル=112円の時に決済すれば1万通貨×2円=2万円が利益になります!
(買いポジションの事を金融用語でロングポジションと言います)
【ドルが下落したパターン】
1ドル=110円の時にドルを1万通貨(1万ドル)売ったとします。
その後に1ドル=107円の時に決済すれば1万通貨×3円=3万円が利益になります!
(売りポジションの事を金融用語でショートポジションと言います)
スワップ金利
スワップ金利とは通貨間の金利差の事をいい、金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨を買う事でその差額を日々受け取れる!
各国の情勢の変化で受け取れるはずだったスワップ金利を逆に支払うことになる場合もある!
※マイナー通貨は金利が高い傾向にあるが経済が安定していないのでハイリスク!スワップ金利はあくまでオマケと割り切ろう!
お金(証拠金)はどれくらい必要?
株の場合は資金の約3倍までしか取引きが出来ませんが、
FXの場合は資金の25倍まで取引きすることが出来ます!
このように小さい資金で大きな取引をすることをレバレッジを掛けるといいます!
(レバレッジはてこの原理を意味します!)
1万通貨単位の取引きが基本になるので、1ドル=110円を取引きしようとしたら、
レバレッジ1倍の場合は1万通貨×110円=110万円が必要証拠金になりますが、
レバレッジ25倍なら4万4千円の必要証拠金で取引きする事が可能です!
強
強制ロスカット
各FX会社によって設定される証拠金維持率のパーセンテージを下回ると強制的にその時点で強制的に決済されて損失が確定する仕組み!
計算方法:(口座の資金+現時点の損益)÷必要証拠金×100=証拠金維持率!
証拠金維持率が50%もしくは100%を下回ると強制ロスカットされる会社が多いです!
〖強制ロスカットの例〗
口座に10万円を入れて、ドル/円=100円の時に1万通貨の取引きをレバレッジ25倍でロングポジションを持ったとします!
これを上記の証拠金維持率の計算方法に当てはめていきます!
・(口座の資金10万円+現時点の損益0円)÷必要証拠金4万円×100=証拠金維持率250%
その後ドル/円=94円まで下落した場合を見ていきましょう!
・(口座の資金10万円+現時点の損益マイナス6万円)÷必要証拠金4万円×100=証拠金維持率100%
証拠金維持率の設定が100%のFX会社の場合はこの時点で強制ロスカットとなります!
資金が少ない場合は1000通貨単位や100通貨単位で取引きが可能なFX業者の口座を使うようにしよう!
取引きはいつでも出来るの?
正確に言うと月曜日の午前7時位から土曜日の午前7時位までが取引き可能な時間帯!
その間なら24時間取り引きが可能だが、値動きが良くあるのは16時~27時!
世界3大株式市場と呼ばれる東京、ロンドン、ニューヨークがあるが、
ロンドン市場は日本時間の16時から始まり、
ニューヨークは日本時間の21時から始まるため!
(冬はロンドンが17時、ニューヨークが22時から始まる!)
会社員であっても仕事が終わってからトレードをする事は十分に可能ですね!
通貨のペア
通貨ペアとはその名の通り2種類の通貨の組み合わせで出来ています!
下の図で紹介しているのはごく一部で、ほかにもたくさんの通貨があります!
このように「/」で分けらていますがこれには意味がちゃんとあります!
・左側の通貨を「基軸通貨」と呼び、ドル/円のドルにあたります!
・右側の通貨を「決済通貨」と呼び、ドル/円の円にあたります!
基軸通貨を決済通貨にした時の価値の変動を見ていくわけです!
基軸通貨が上がると思えば買い(ロング)、下がると思えば売り(ショート)ポジションを持つんだと覚えておいてください!
別の言い方をすれば基軸通貨が強いと思うなら買い!決済通貨が強いと思うなら売りとなります!
おすすめの通貨ペア
初心者のうちから聞いた事もないようなマイナーな通貨を取り引きするのは情報が少なくてリスクが高いのでやめておきましょう!
まずは円・ドル・ユーロを組み合わせた超メジャーな通貨のペアで取引きを始めましょう!
情報もニュースで多く出ていますし、取引量が大変多く、いつでも売買が成り立つので安心です!
慣れてきたらそこにポンドや豪ドルを加えたペアで取引きをしてみてもいいと思います!
その他のポイント!
FXの大まかな概要はお伝えしましたが、そのほかにも知っておいて欲しい事があるので、もう少しだけ補足していきます!!
スプレッド(手数料)
FXの取引きは、大体の会社は取引手数料がかかりません!
なぜならスプレッドと呼ばれる買値と売値の差に組み込まれているからです!
ドル/円を参考例にして説明していきます!
売値をBID、買値をASKと言います!
安い方が売る時のレートで高い方が買う時のレートとなります!
この差をスプレッドと呼び証券会社の手数料代わりとなります!
上図のようにスプレッドが0.2銭(0.002円)の時に、
1万通貨で取引きをすれば1万×0.002=20円が実質的には手数料となるわけです!
スプレッドは当然ですが小さければ小さいほどいいですね!
FX会社や通貨ペアによって様々なのでしっかり比較しましょう!
pips(ピップス)を理解しよう!
日本円だと 0.01円=1銭=1pipsとなりますが通貨ペアは円が絡まないものもありますので、値動きの数字をわかりやすくするためにpipsを使います!
利益確定のラインや損切りのラインを考えるときもpipsで考えた方がわかりやすいです!
通貨ペアに円が入っている場合は小数点第二位がpipsの一の位になります!(上図の赤枠部分)
ドル/円が105.00円の時にロングして、105.30円の時に決済すれば30pipsを取れたという事です!
今度は通貨ペアに円が絡まない場合を見ていきます!
それ以外の通貨の場合は小数点第四位がpipsの一の位になります!(上図の赤枠部分)
ユーロ/ドルが1.1020ドルの時にショートして1.1005ドルの時に決済すれば15pipsを取れたという事!
税金について!
FXの利益には20.315%の税金がかかります!
株のように証券会社が源泉徴収してくれないので自分で確定申告をする必要があるので忘れないでください!
確定申告のポイント
年収が2000万円以下の会社員なら、利益が20万円未満なら申告はしなくても良い!
損失が出た時も申告しておけば、翌年以降の利益と相殺できる3年間の繰り越し控除が利用できます!
海外のFX会社を使って取引きをする場合は税率や仕組みが違うので、
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海外のFX会社
最大の特徴は掛けられるレバレッジの倍率が全然違います!
日本では最大25倍ですが、海外の会社の場合は数百倍のレバレッジを掛ける事が可能になります!
僕はとある海外のFX会社の口座をメインに使ってますが、レバレッジは555倍まで掛けることが出来るので文字通り桁違いですね!
そのほかでは「XM」が有名ですが、ココは何と最大888倍のレバレッジが可能です!
また会社によっては口座を開設すると5000円のボーナスをもらえたり、
10万円を口座に入金すると100%入金ボーナスで口座には20万円分の資金が反映されるキャンペーンをよくやっているのも魅力のひとつですね!
スプレッドが若干大きい場合もありますが、レバレッジの恩恵はそれを補っても有り余るほどのメリットだと思います!
ただし国内のFX会社がダメなわけではないので比較して検討しましょう!
まとめ
・最初はドル/円からスタートして慣れたら他の通貨にも挑戦してみよう!
・レバレッジの使い方を正しく理解すれば心強い武器になる!
・国内FX会社だけではなく海外FX会社も検討してみる!
まだFX口座を持っていない人は下記の記事を参考にしてください!
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経済のニュースにも敏感になるので、まずは少額からでもいいのでやってみましょう!
今回はこれで以上です!また次回✋